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蘇乱鬼と12の戦士

 

蘇乱鬼と12の戦士 (童心社・新創作シリーズ)

蘇乱鬼と12の戦士 (童心社・新創作シリーズ)

 

真砂留がものごころついて以来初めておとずれた父の故郷は、千年の昔からの言い伝えを守り続ける山伏の里だった。だが今、伝統が破られ守りが解かれ、悪の化身蘇乱鬼がよみがえろうとしていた。本格ファンタジーを目指した作品で、弱い部分も多いが、しっかり書き込んであるところは評価できる。