児童書評価のページ

新刊・古典とりまぜて児童書を評価します

がんばれセリーヌ

 

がんばれ、セリーヌ!

がんばれ、セリーヌ!

 

 両親が離婚して、6歳年上のママ母と暮らすハメになったセリーヌは高校生。絵をかく事が大好きで、次から次へといろんなことを思いつく。もらったチョコをたべちゃったことから付き合うことになったダーモットは、ちょっとうっとおしいけど、毎日はそれなりに楽しい。隣の家のジェイクは離婚寸前の両親の間で振り回されながらセリーヌになついてくる。かつての離婚の渦中の自分をジェイクの中に見たり、そのパパにちょっとときめいたり、はつらつと成長していく姿が魅力。