クリスマスのプレゼントが1日ずつ増えて積み重なっていくマザーグースの絵本です。
「さあ クリスマス はじめのひの おくりものは ほら 1わの ヤマウズラ」
「さあ クリスマス ふつかめの おくりものは 2わのキジバト それに 1わの ヤマウズラ」・・・という具合に「12人のゆかいな(跳びはねる)しんし」まで。
かつてイギリスでは、12月25日の後26日から1月6日まで12日間クリスマスのお祝いが続きました。その1月5日から6日にかけての12夜にこの歌を使ってゲームが行われたそうです。12人1組で順に、自分の贈り物を言った後に前の人の贈り物すべてを順番通りに言わなくてはならないのです。
この絵本の文章では前の贈り物がイラストで描かれているので、やはり覚えていないと続けて言えません。文庫に来ている3歳の子は、うちで読んでもらってお父さんがつかえると、ちゃんと「1わのヤマウズラ!」と言うそうです。さすが!
楽譜とCD付き。とても楽しい歌です。 (P)