「ナップとウィンクル みつけたほねはだれのもの」として1976年出版の再販。鼻の頭が白いナップとシッポの先が白いウィンクル。二匹の犬が一緒に骨を見つけます。でも、どちらのものかわかりません。そこで次々にいろいろな人に聞きますが、忙しいから手伝ってくれたら考えるというので手伝ってあげても、終わったらさっさと行ってしまうというありさま。はてさて、骨は誰のもの? 繰り返しが効果的で、ちょっと昔話風。絵もはっきり二匹の特徴を描いていてわかりやすい。再販されたことで、子どもたちにまた喜ばれるようになった楽しい絵本。