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真昼のゆうれい

 

真昼のゆうれい (てのり文庫 5C11)

真昼のゆうれい (てのり文庫 5C11)

 

 真夜中生まれのぼくことオリバー・フィンチは、ゆうれいを見る力があると言われて、海賊船のスクラッチ船長にさらわれてしまう。島に埋めた財宝のありかをつきとめるためだ。迷信深い船長、頭のまわるかぼちゃのジャックなど登場人物も個性的で、最後にオリバーが財宝のありかを推理するところも説得力があり、幽霊や推理が好きな子にすすめたい。