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ちびおにビッキ

 

ちびおに ビッキ (こぐまのどんどんぶんこ)

ちびおに ビッキ (こぐまのどんどんぶんこ)

 

 ビッキはまっかな鬼の子です。はやくお兄ちゃんやお姉ちゃんといっしょにおにの学校に行きたいのに、まだチビなので入れてもらえません。ある日、お兄ちゃんたちが木の実を食べているのを真似しようとして木登りをしたところを、角がキラっと光ったのに気付いたトンビに、光るもの欲しさにさらわれそうになります。さぁ大変! ビッキが大きくなりたいと思うところは子どもたちの共感を誘うと思うが、何となくどこかで読んだような話であまり印象に残らない。