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新刊・古典とりまぜて児童書を評価します

異界のミステリー

 

「世界で一番、みじかい小説」山白朝子は、突然夫婦にだけ見える幽霊が現れる物語。ちゃんと理由があるのがおもしろかった。「水に集う」近藤史恵は幽霊も怖いが人間も怖い! 「化鳥」皆川博子は、途中が面白い。「実験」竹本健治は、真相わかりました。わかる子はわかりそう。大人向けの作品を子ども向けアンソロジーに利用、最近多いような気がします。