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新刊・古典とりまぜて児童書を評価します

じゅうにしものがたり

 

ねずみが、十二支のうしろから順に動物たちの背中をわたってゆき、神さまの前に1番に降り立つという趣向。神さまの前に集まるのは1月の2日と聞いたねこは、眠り猫のようにうっとりと眠ったままの姿で終わります。
装飾的で華やかな絵に、躍動するねずみの姿がユーモラスです。 (は)