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時をかける眼鏡 医学生と、王の死の謎

 

気楽に読めるラノベ。タイムトラベル物というので読んでみたが、異世界転生ものといっても良さそう。著者は元監察医とのことで、主人公遊馬(あすま)は監察医の卵。母の故郷マーキス島で、この島の法医学博物館を見学中にタイムトラベルしてしまう。おりしも、島を支配する王が殺害され、犯人が第一王子とされていたが、監察医としてその死の謎を解くことになる、という設定。この監察医としての能力がチートで、物語が都合よく展開していく感じだは、ラノベの定番。気分転換には良いかも。