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新刊・古典とりまぜて児童書を評価します

13歳からのキリスト教

 

「人生の悩み、キリスト教ならこう解決する」「はじめてでもわかる「キリスト教超入門」「イエス・キリストの生涯と伝えたかったこと」「つらいときでも希望が持てる「聖書の名言」」「試練の人生を支えてくれた「わたしのキリスト教」」の5章に分かれているが、意外なほどオーソドックスにキリスト教の解説を行っている。ちなみに最終章は、東京拘置所に500日以上拘束された時に読んだ聖書について書かれている。キリスト教の基本的な考え方という〝知識”と、キリスト者としての”生き方”の問題に触れていて、確かに中学生くらいの時期に読んでもらう意味がある本になっている。