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優等生サバイバル—青春を生きぬく13の法則(2024課題図書高等学校の部)

 

ジュノは高校に入学したばかり。超進学校に主席入学を果たしたけれど、それはたまたまとしか思えない。そして中学時代にモデル事務所からスカウトされたというかわいいハリムから声をかけられた! 「名前を呼ばれても慌てないこと」「強風にそなえること」「トッポッキは食べて帰ること」など13の目次が生きぬく法則! 小学校時代から仲が良かったが、今は医学部進学だけしか頭にないビョンソ。気のいいゴヌ、同じサークルのユビンは、せっかく入ったこの高校から転校して大学は行かないという決断をする。癌治療中の父と、付き添う母から離れて、叔父と共に暮らしながら、一点を争う進学校の空気の中で、自分はどうしたいのか? と迷うジュノ。そしてそんな中で、秀才ばかり狙うと言われていたハリムが抱えていた悩みや、ビョンソの追い詰められた思いにも気づいていく。ここまでの厳しい進学競争は、今の日本にもあるのだろうか? これは韓国少子化になるね! と思わず思いました。日本の、進学校じゃない子がこれで感想文を書くとしたらどうなる? と、思わず考えちゃいました。