児童書評価のページ

新刊・古典とりまぜて児童書を評価します

やまをとぶ

 

「岩波子どもの本」の一冊でレトロな雰囲気。自然あふれる山の中が舞台だが、作者は1975年生まれ。ぼく、が主人公だが、ぼくがどんな子なのかは正直よくわからない。途中描かれている大人が両親なのか、祖父母なのか、ご近所さんなのかよくわからない。ちょっと抽象的でイメージで進む雰囲気なのが、私には物足りなかった。