4年生の由森(ゆもり)の住む町では、タイワンリスが農作物を荒らすことが問題になっていた。由森のクラスでも、捕獲・処分派の声が大きい。そんな中、同じ団地のおことちゃんがタイワンリスを保護して飼い始めたことを知った由森は、処分ではなく、動物も人間も幸せに生きられる解決策を見つけたいと、動き出す。そして、自分たちの考えを伝えるためのチラシを作り市役所まで行進しようと、クラスに提案。おことちゃんや、小夜子、リラも協力し、リスたちの居場所づくりと里山の復活のために出発です!
「特定外来生物」「絶滅危惧種」「気候変動」など社会問題を並べたてて、子どもに考えさせようとする意図がみえます。道徳やディベートの教材のようなストーリー。 (は)