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リスのエビフライ探検帳

 

森の小道で見つけたエビフライそっくりなもの。もとはマツボックリで、リスが種をかじった残りかすだ。リスが住む森や、マツの林を探すと見つかる。

リスが種を1枚1枚かじりながら種を食べる様子や、1個あたり平均2分30秒で”エビフライ”の姿にしてしまう!といったデータなどが、興味をひかれておもしろい。

リスの生態とともに、マツの種類によって異なるマツボックリの大きさや形、両方を知ることができる。ちなみに、鳥やネズミ、サルなどもマツボックリを食べるが、エビフライは作れないのだそうです。 (は)