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児童書評価のページ

新刊・古典とりまぜて児童書を評価します

ロジーナのあした 孤児列車に乗って

 

ロジーナのあした―孤児列車に乗って

ロジーナのあした―孤児列車に乗って

 

最初に弟、そして母さん父さんを失ったロジーナは、孤児列車で養父母を探す旅に出る。一番年上というので、小さい子をまかされるがロジーナはたまらない。引率の冷たい女医。まるで奴隷市場のような斡旋の集会。こきつかれそうな家や12歳のロジーナを結婚目的でつれだそうとする中年男からのがれるが、自分の家族は見つからない。しかし、大陸を横断したロジーナは、ついに自分の居場所を手に入れる。頑固でかわいげない強い女の子ロジーナの個性。孤児列車という19世紀末から1929年まで実際にあった孤児列車の史実が興味深い。