児童書評価のページ

新刊・古典とりまぜて児童書を評価します

子どもと本

 

子どもと本 (岩波新書)

子どもと本 (岩波新書)

 

 自分自身の子供時代の読書体験から始まり、児童図書館員を志すまで、子どもの本の重要性や昔話の大切さ、そして、児童図書館の果たす役割や、どのようにそれが進んだかをわかりやすく紹介している。これまでの著作の集大成といった作品だが、未だに確立されていない司書職制度、まして児童図書館員が認められない現状の問題点を訴えている。図書館の未来は?