『ごきげんいかががちょうおくさん』『グレイ・ラビットのおはなし』『ねずみ女房』『ペットねずみ大さわぎ』『十一歳の誕生日』『愛について』『セバスチアンからの電話』『片手いっぱいの星』『ベーグル・チームの作戦』『お話を運んだ馬』『注文の多い料理店』『人形の旅立ち』『第八森のこどもたち』の13冊について、生きることを助けてくれる実用書として読み解いていく。特に印象的だったのは『グレイ・ラビット』アトリーの激しい生き方と夫の自殺を読み解いていくところはゾっとするほどだが、同時に作品が完璧に仕上がっている事実もスゴイ。読み直そうかと思わされる。