ブラフマンの力を身につけ、夜叉タータカーとの対決のためバヤナガ・ヴァナに到達するラーマ一行。下巻はいっそうゲーム的になり、読むのが苦痛だった。訳文も妙に現代風にくだけて「もっと下のほうのネタもはなしてあげられるよ」等、イメージを作りにくい。そこそこ劇的な布石があるのに描写と人物造型がなく読む気力を削ぐ。
ブラフマンの力を身につけ、夜叉タータカーとの対決のためバヤナガ・ヴァナに到達するラーマ一行。下巻はいっそうゲーム的になり、読むのが苦痛だった。訳文も妙に現代風にくだけて「もっと下のほうのネタもはなしてあげられるよ」等、イメージを作りにくい。そこそこ劇的な布石があるのに描写と人物造型がなく読む気力を削ぐ。