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とってもすてきな動物記者

 

とってもすてきな動物記者(学研小学生文庫15)

とってもすてきな動物記者(学研小学生文庫15)

 

 ジャーナは動物の言葉がわかります。その力を活かして記事を書きますが、だれも信じてくれません。でも、ある時赤いオーバーを買いたいばっかりに、有名新聞に売り込みをし、サルから聞いた情報で特ダネをものにします。おかげで、お金は入りましたが動物たちの信頼を失ってしまいます。ジャーナは、自分の間違いに気づき、命がけでキツツキを救うことで、もう一度動物と話す力をとりもでします。 少し観念的。イラストがこどもっぽすぎて本文にあっていない。赤いオーバーを売ろうとした男が悪魔として暗示されるが、「赤い靴」といい赤は悪魔のイメージなのでしょう

か?