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新刊・古典とりまぜて児童書を評価します

水 めぐる水のひみつ (科学のアルバム)

 

 宇宙から地球を見下ろす大きな視点から始まり、徐々に焦点を合わせていくように日本に、そして雪解けの地上に移る。雪が大地を直接の寒さから守り、また、雪解けとなることが貯水池の役割を果たしていること、雨が降る仕組みや植物への恵み、そして川の流れから地下にしみ込んだ水のことや温泉までと広く扱っている。初版1978年だが、そのまま使える内容を保っている。