「ことば」「道具」「食材」「調味料」「飲みもの」「安全と健康」「お楽しみ」と別れて、さまざまな解説が載っている。一番多いのは、当然ながら「食材」の項。網羅的に載っているため、不十分に感じるところもあるが、逆にこんなことまで!(例えば、マヨネーズが最後少なくなったらサラダ油と酢を入れて振ってドレッシングにする)というネタもあり、あちらこちらをパラパラめくって楽しめる。いざ料理、というときに見るのではなく、身近においてヒマな時にパラパラ見て楽しむ感じだろう。ちなみに、「お楽しみ」の最後のページがみそづくりだが、毎年みそを作っている目からみると、ラップの仕方に異議あり! ラップの端の周辺部分からカビが入り込む。ラップの真ん中辺は、重しもかかって密着するのでまず大丈夫。作るときは周辺を詰めないといけません。この本を参考に、各家庭で工夫を重ねてお料理するのがベストでしょう。