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パフィン島の灯台守

 

子どもの頃、船で遭難したアランは、ぶっきらぼうだが嵐の中でも救援に駆け付けてくれた勇気ある灯台守の姿が忘れられなかった。父の死後、父方の両親の所に母と共に身を寄せたアランは、灯台守を忘れず、彼にもらった絵を大切にしていた。父方の祖父母からの冷遇とその後の寄宿舎暮らしでも、その思いは変わらず、大人になったアランは、真っ先に灯台守を訪ねることを決心する。不器用な優しさをもつ灯台守の                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                             姿が魅力。