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七つのわかれ道の秘密下

 

七つのわかれ道の秘密(下) (岩波少年文庫)

七つのわかれ道の秘密(下) (岩波少年文庫)

 

伯爵の甥ヘールト・ヤンがついに登場。ちょっと生意気で誇り高いヤンにフランツ先生は手を焼くが、クラスのこどもたちとヤンの秘密の文通が始まる。そして、「七つの別れ道」の歌の予言が成就するとき、ついに宝が現れる。予言の成就がちょっともっともらしすぎてどうかと思うが、このくらいの単純さが意外に子どもは受容しやすいのか? 「王への手紙」などに比べるとやはり落ちるがまずまず。