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紅の魔女

 

「青の読み手」続編。サロモンの書が示した「ナントの魔女」を探す旅に出たノアは、私腹をため込んでいるブーケ子爵の犯罪をあばくために動くセシル女王。途中、ノアは美しいが怪しい美顔師サンドラと出会うが、彼女は敵か味方か? 冒頭、魔法の修業をする12歳の少女のエピソードが出てくるが、最後にその正体がわかる展開はなかなか! 楽しく読める。