児童書評価のページ

新刊・古典とりまぜて児童書を評価します

八助の寺子屋日記 その二話

 

寺子屋に通って3年がたつ八助は10才。寝坊してあわてて出かける途中、縄でしばられた河童を助けて遅刻。お師匠さまに言い訳をすると、「河童とな!わしは天狗に会った事があるぞ」とふっかけられ、もっとびっくり。

さて今日は、伊能忠敬の「大日本沿海輿地全図」を筆写して、日本の形を習います。

そんな折、お師匠さまのもとへ、京都から使いの者がやって来て、新しい時代をひらくために働いてくると、師匠は旅立ってゆきます。八助たちは、若いお坊さんを新しい師匠にむかえ、学びを続けるのでした。 (は)