児童書評価のページ

新刊・古典とりまぜて児童書を評価します

毎日がつまらない君へ

 

フォトジャーナリストの著者が、40か国以上を取材した経験を短くつづった7編。

貧しさや災害、民族紛争、環境破壊など、困難や不便さの中で生き、暮らす人々との「宝物」のような出会い。岩手・陸前高田津波で妻を亡くした、著者自身の父親が流した涙への思いを書いたものも。

「学校がもっとすきになるシリーズ」の高学年以上向けで、道徳の副読本といった内容。朝読書にも向くのでしょう。 (は)