読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

児童書評価のページ

新刊・古典とりまぜて児童書を評価します

ノックノック

 

ノックノック―みらいをひらくドア

ノックノック―みらいをひらくドア

  • 作者: ダニエルビーティー,ブライアンコリアー,Daniel Beaty,Bryan Collier,さくまゆみこ
  • 出版社/メーカー: 光村教育図書
  • 発売日: 2015/07/31
  • メディア: 大型本
  • この商品を含むブログを見る
 

 毎朝、パパはぼくを起こしに来てくれる。ドアをたたいて、部屋に入ってくると、ぼくを抱きしめて「愛しているよぼうず」と言ってくれる。だけど、パパは突然いなくなってしまった。僕は悲しくてたまらない、僕はもっといろんなことをパパに教えて欲しかったから。だけど、ある日パパから手紙が来る。そばにいられないけど愛していると・・・。あとがきを読むと、著者の父親は、投獄されたとのことだが、父親がいなくなっても父が愛しているのは真実だと伝えたくてこの絵本を描いたとのこと。だが本文のみだと、父親が突然いなくなった理由がわからない。普遍性を持たせるために漠然と描いたらしいが、むしろ具体性があったほうがいいのでは? さまざまな理由で子どもと離れざるを得ない父親はいるけど、それは「理由」があり、父親が望んだことではない、とわかることがベストだと思うのだが。