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アビーと光の魔法使い

 

アビーと光の魔法使い

アビーと光の魔法使い

 

 

アビーの両親は行方不明。同じ村の子どもたちは、アビーを除き、遠足の船で出て行ったきり行方不明。アビーと同じ子どもといったら、浜に流れ着き、記憶をなくしたスパイクだけ。でもある日、2人は光の魔法使いと闇の魔法使いの戦いを知り、そこにまきこまれていく。 うんざりするような、ゲーム・ブック的ストーリー。子どもが消えた時の村の人たちの悲嘆すら書いてないって何?ただ、キャラが動いていくだけで、そのくせ突然「愛」や「やさしさ」とかの単語がでてくる。ゲームだと割り切れば、こんなもの、と読めるのか?