2018-08-06 ヒロシマに原爆がおとされたとき ノンフィクション(歴史・社会) 小学校高学年以上 Bおすすめ ヒロシマに原爆がおとされたとき 作者: 大道あや 出版社/メーカー: ポプラ社 発売日: 2002/07 メディア: 大型本 購入: 1人 クリック: 41回 この商品を含むブログ (2件) を見る 大道あやは、丸木位里の妹。ヒロシマで被爆している。自分の体験を2001年になって初めて語り、絵を描いたものをまとめたもの。シーツを干しているとき被爆し、シーツの向こうにあった指だけが直接原爆にさらされて、皮が膨れ、脱皮したように何回もはがれて痛かったこと、吹き飛ばされた屋根の代わりに雨戸を上にのせただけの家に、100人近くの人がものも言わずに寄ってきて、あがりこんでいき、黙ったまま去って行ったという人々の異常な心理状態など事実の持つ迫力のある作品。