文庫の新しいお客さん2歳女の子。「鳥が好き」という今までいなかった興味の分野に、こちらを蔵書に加えました。
「いえでかうとり」「いえのちかくのとり」「のはらやはたけのとり」・・・最後は「どうぶつえんでみられるとり」と並び、この薄さ小ささで81種が紹介されます。巻末の短かい解説には大人も発見、納得、満足! ちょっと残念なのは、「じゅうしまつ」の解説にある「こきんちょう」「きんかちょう」が載っていないこと。ひなを育てるのがうまいじゅうしまつにこれらのひなを育てさせる、とあって「へー!」なのにです。調べてみたら文鳥の仲間で、とても色鮮やかな鳥でした。
シリーズは他に『こんちゅう』『けもの』『さかな』『しょくぶつ』。各巻異なる専門家と画家が製作し、美しくそして親しみやすい構成です。ごくごく幼い子どもから大人まで、ぜひご一緒に。 (は)