シリーズ5巻目では、大好きなクイズ番組に出演したパディントン。得意の「数学」問題で司会者と丁々発止にわたり合い、見事最高賞金を得る。なんとも胸をうつのは、そのお金をふるさとペルーの老グマホームで暮らすルーシーおばさんのために寄付するというところ。
ほかには、ブラウン家に初めて届いたテレビを分解してあわや感電死するかという事態になったり、トフィーを作っていたらそのネトネトが固まって動けなくなり緊急手術を受けたり、隣家のカリーさんの押しつけ仕事で芝刈り機を暴走させたり、と相変わらずの大騒動・・・でも、不思議と丸く収まるのがパディントンなのです。 (は)