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新刊・古典とりまぜて児童書を評価します

なぞのかみきれをおえ!

 

身近に起こる小さな事件を見事に解決する名探偵ネートのシリーズ。自分で物語を読み始めた子でも満足できる推理ものです。

今回は、ネートのうちの前に置かれた、やぶけた紙きれの謎を解きます。誰が置いていったのか、何が書いてあったのか。”犯人”は、差出人のない招待状で、ネートの探偵力を試そうとしたのでしたが、ネートはずばり解決!

謎が解き明かされた後で、最初のページに戻ってみると、そこにしっかりヒントがあったことにニヤリとしてしまいます。シリーズ刊行当初、光吉夏弥さんが、英語の言葉や文字が鍵となるため見送った1冊を、小宮由さんが翻訳しました。 (は)