児童書評価のページ

新刊・古典とりまぜて児童書を評価します

ふしぎ草子

 

ちょっと不思議な雰囲気の短編集。「ピアノ」は、生徒が帰った放課後、ピアノの音に導かれて様子を見に行くと、ピアノの前にソウが!とはじまる。だが、きちんと子どもたちが納得できる展開になっている。昔話のパロディっぽい作品もあるが、いずれも、ちょっとドキドキしながら楽しく読める。