児童書評価のページ

新刊・古典とりまぜて児童書を評価します

こんにちはアンリくん

 

ローベルの絵がとても魅力的で、物語もひょうひょうとした感じで楽しい。たとえば「ダッドリーくんとおばあさん」では、ダッドリーくんが自転車でおばあさんにぶつかってしまうのだが、飛び降りてすぐにあやまると「べつにいいのよ」といって、おばあさんは素早くダッドリーくんの自転車に乗って行ってしまうのだ! まさかの展開がとても楽しい。だが、正直、活字はもう少し大きい方が良いと思ったのは老眼のせい? なんだか字が詰まって読みにくい感じがした。自分で読むとしたら2.3年生くらいかと思うが、この文字が詰まった感じはちょっと敬遠されるかも。そこだけ残念。