1958年刊のコルデコット賞受賞作。イースターの朝、みんなはうさぎが持ってきてくれたイースターの卵をさがしますが、初めての卵探しで、ケイティは一つもみつけられません。とうとう屋根裏まで探しに行くと、古い箱にきれいな卵をみつけました。それは実はおばあちゃんが子どものころに作ってしまっておいた卵だったのです。おばあちゃんは、それを木につるしてすてきな卵の木を作ってくれ、みんなが見に来てくれました。日本ではまだなじみがないイースターですが、卵さがしや、卵に絵を描く楽しさが伝わってきます。個人的には、子どものころ教会学校でイースターで卵に絵を描くのが楽しみだったのを思いだしました。