2014-01-13 印刷職人はなぜ訴えられたのか フィクション Bおすすめ ノンフィクション(人文・芸術) 中学生以上 Cふつう 印刷職人は、なぜ訴えられたのか 作者: ゲイルジャロー,幸田敦子 出版社/メーカー: あすなろ書房 発売日: 2011/10/20 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 1730年代ニューヨーク。新しく赴任したイギリスから赴任した総督コスビーは、地位を利用して植民地を収奪することだけをもくろんでいた。対立したモリス判事は、コスビーにより罷免されてしまう。モリスは言論による戦いを挑むが、反総督派の新聞を印刷した印刷職人ゼンガーは逮捕されてしまう。有罪が確定しようとした時、「書いた内容が真実なら逮捕されない」という報道の自由を訴える弁論が陪審員の心を動かす。言論の自由という今では当たり前の権利のルーツの物語。もっとも、最近では、この自由も危ういようですが・・・・