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りゅうのぼうや

 

りゅうのぼうや

りゅうのぼうや

 

 おかあさんに守られて生まれた小さなりゅうのぼうや、少しずつ成長していく坊やは、好奇心いっぱい。ある夜、キラキラした地上に惹かれて一人で降りていくが、迷子になってしまう。けれども、助けを呼ぶ坊やの声に、おかあさんはかけつけてくれます。「こすずめのぼうけん」のような小さな物語だが、りゅうのぼうやの成長がていねいに語られていることろがとてもいい。