ガリレオの伝記を図版中心に紹介している。伝記的な内容だけでなく、発明内容についてもある程度具体的に説明があったり図解解説があるので、科学的な業績も理解しやすい。彼の業績として重要なものは望遠鏡での天体観測により地動説が正しいことの証明につなげたことであろうが、それが教会とのトラブルとなり、カトリック教会が正式に許したのは1992年というのはおそるべし。もっとも、現代でも反政府の発言をする学者が学術会議に任命されないなど、あまり変わらないことが行われていいるのかもしれません。ちなみに、内容が詳しい分、やや文字が小さくなっている。これで手に取るのをやめる子もいるかもしれないのが残念。 今出すとしたれ編集を少し変えるのだろうか？
