高校２年生の鹿島翔香は、クラスでおしゃべりしたこともない若松和彦とキスするという不思議な夢をみて目がさめた。そして学校に行って気が付く。月曜日のはずなのに火曜日、そして自分には月曜日の記憶がない。家に帰って日記を開くと、自分の筆跡のメモが見つかる「あなたは今、混乱している。若松君に相談しなさい・・・」。さっそく相談にいった若松は全く相手にしてくれなかったのだが、直後態度が急変する。なぜ？ そして現在から過去へ、過去から未来へとジグソーパズルのように翔香の時間が揺らぎ始める。いったい何が起こっているのか？ とても完成度の高いタイムトラベルストーリー。冒頭とラストがきれいに呼応していて完成度が高い。娯楽先品ではあるがオススメ。 『ライトノベル メッタ斬り！』おすすめ本でしたが、これは拾い物でした！
