持続可能社会というと、真っ先に浮かぶ環境保全のテーマ、ゴール１２つくる責任 つかう責任、ゴール13気候変動に具体的な対策を、ゴール14海の豊かさを守ろう、ゴール15陸の豊かさも守ろう を扱っている。ゴール12で食品ロスが扱われているが、半分近くのロスは家庭からとのこと。またプラスチックごみの問題を特に取り上げている。ゴール１３では地球温暖化防止と異常気象について取り上げられている。ゴール14では海の環境保全で、とりわけプラゴミ問題が取り上げられていると同時に、福島第一原発の汚染水処理の問題も取り上げられている。ここでは、認証マークについても取り上げられている。こうしたマーク調べなどは子どもたちが自分でスーパーで探すなど、実践で取り組みやすいだろう。ゴール15も森林保全や絶滅危惧種などよく取り上げられる問題。長らく環境問題は課題となっていただけに、関連図書も多い分野。
