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新刊・古典とりまぜて児童書を評価します

図書館だいすき

 

1人の男の子が、図書館に出かけます。図書館は本の町。算数どおりに理科の川、百科事典のひろばで物知りに。歴史の馬にまたがって時を旅する。お話どおりのおばけは、ちょっとこわい。いろんな仲間と出会えます。そして、気に入った仲間とは、いつまでもなかよしでいられる。「だから ぼくは 図書館って だいすきなんだ」。
ユネスコアジア文化センター主催の絵本コンクールで入選したメキシコの作品。表紙は硬い印象ですが、やさしい内容。男の子と一緒に探検しているねずみが表情豊かに描かれています。 (は)