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ギョレメ村でじゅうたんを織る

 

1985年にカッパドキア村にあるギョレメ村でじゅうたんを織っているハリメさんの家に住み込み、一緒にじゅうたんを降りながら暮らした体験をまとめたもの。今はカッパドキアといえば有名な観光地で、私も行ったことがあるが、今から40年近く前だと無名の田舎町だったのではないか? 義務教育は小学生までといういなかののんびりした暮らし。今の日本とは全く違うし、現地でもすっかり変わってしまっただろうが。自然を活かして日々を落ち着いて暮らす姿は魅力。