
- 作者: マーガレット・ピーターソンハディックス,堀川理万子,Margaret Peterson Haddix,渋谷弘子
- 出版社/メーカー: さえら書房
- 発売日: 2014/11
- メディア: 単行本
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転校初日から新しい学校が大嫌いになった4年生のデイクスター。担任の先生はニコニコして作文を書きましょうなんて言うから書いてやった。「ぼくは男の子をなんどもたたきました。」って。それは、本当のこと。でもちょっと怖くて先生には「本当のことじゃない」っていった。すると先生に、作文は何度も書き直していくのよ、と言われる。ぼくは、少しづつ書き直す。転校初日、案内の先生がどこかにいってしまい、つるつるのろうかでころんでみんなに笑われたデイクスター。とびこんだトイレで泣いていた男の子を思わず「泣くな!」とたたいてしまったのだ。パパは病気で、ママといっしょに遠くの病院に行っている。それでおばあちゃんにあずけられたんだけど、パパは死んでしまうかもしれない・・・。不安とストレスでイライラするデイクスター。だけど、たたいてしまった相手、ロビンも実はいじめられっこだった。何度も書き直しながら、すこしづつ周りに目を向けるように変わっていくデクスター。パパに骨髄提供者が現れ、希望が見えてくる中で、しっかり前に向かって歩き始める。