児童書評価のページ

新刊・古典とりまぜて児童書を評価します

白いのはらのこどもたち

 

のはらおばさんとのんちゃんは、冬の野原をさんぽすることに。かんじきが2足しかないので、今回は2人だけで・・・と思ったら、歩くうちにいつものメンバーが次々と合流して、楽しい雪原さんぽに。ふしぎなのは、ほかのみんながかんじきなしでもへっちゃらなこと。種あかしは、雪の上にのこった足あとでわかります。

羊の顔に似たオニグルミの冬芽、しわしわのナナカマドの実は甘くて小鳥が大好物なこと、牛のエサを収めるサイロの仕組みなどが、興味深いです。

巻末に、たかどのほうこさんが「のはらクラブ」のように、娘さんと楽しんでいるエピソード。 (は)