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新刊・古典とりまぜて児童書を評価します

きつねがはしる―チェコのわらべうた

 

チェコのわらべうたを、くっきり愉快な挿絵とともに、たっぷり38編。声に出すと、そのリズム感が楽しめます。

編訳者は子どもの頃チェコスロバキアに暮らし、チェコ語でわらべうたを聴いた経験がある。

ごく幼い子には、同じくヨゼフ・ラダ絵の『おおきくなったら』(内田莉莎子訳)や、『かあさんねずみがおかゆをつくった』(ズマトリーコバー絵、井手弘子訳、ともに福音館書店)の方が、訳のリズムがよくおすすめです。 (は)