雨もようのある日、窓の向こうにみえた虹を追って、外へとびだしたぼく。
やがて空想の世界で、にじくんと遊ぶ。すべり台のようにすべったり、虹のハンモックにねころんだり、かくれんぼをしたり。
ふと気がつくと雨ぐもの切れまから太陽が顔をだし、にじくんは消えてしまった。
うちへ帰ってみると、窓の中でなにかが光ってる。部屋の中に飛びこむと、金魚鉢の水をとおして、かべに虹色のひかりが。ぼくはまた、にじくんに会えたんだ!
このラストを見て最初の場面に戻ってみると、ちゃんと窓のそばに金魚鉢が置いてあります。 (は)