児童書評価のページ

新刊・古典とりまぜて児童書を評価します

わたしもがっこうにいきたいな

 

わたしもがっこうにいきたいな

わたしもがっこうにいきたいな

 

レーナは5才。毎日がっこうごっこをして遊んでいます。ある日お兄ちゃんのペーテルが、本当の学校に連れて行ってくれると言います。レーナは大喜び。ペーテルはレーナの手を引いて学校まで行くと、みんなに「妹のレーナだよ」と紹介しました。レーナはお休みの子の席に座らせてもらって授業を受けます。理科の時間、鳥のはく製を見て「ズアオアトリ」という名前を答えられたので大得意。休み時間に遊んだり、食堂で給食を食べたり、大満足の1日を過ごしたのでした。
描かれている子どもたちの行動、しぐさ、表情が様々でいきいきとして、自分を重ねられる子がきっと見つけられます。   (P)