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マイケルとスーザンは一年生

 

マイケルとスーザンは一年生

マイケルとスーザンは一年生

 

 町に住むマイケルと田舎の農場に住むスーザン。2人は偶然6才の誕生日に出会い、友だちになります。町の同じ学校に入学すると知った2人。いよいよ学校生活が始まります。スーザンはお弁当のお金をなくしてしまったり、マイケルは2年生にからかわれておねえちゃんに助けてもらったり、都会から来た転入生が地下を走る鉄道の話をしたときにはみんなびっくりしたり。徐々に学校生活にも慣れて、やがて春。クラスみんなでスーザンの農場へ遠足に出かけます。牛やブタ、にわとりを見て、新鮮なミルクでお弁当。みんなでたくさん思い出のできた1年間を振り返ります。エピソードが淡々とつづられて、茶と緑色のみの挿絵はしゃれた感じです。  (P)