架空の惑星「キャベジ」には、センギリ高原やキャベ地、アブラナ川、ビタミン洋など、地球に似た環境が広がっている。そこに生息する動物たち。それらは、野菜や果物をベースに、目・鼻・口を描きこんだもの。
りんごを半分に切るとゴリラの胸の形に似ているし（「リンゴリラ」）、「ゴマアザラシ」はゴマのように小さくて、体にたくさん脂肪（ゴマあぶら）をたくわえているとか、「ニンジン」は生態が人間に近く、子どもが浜辺でよく「スイカメ」をいじめる（スイカ割りのように）、「ラットセイ」の子どもはほとんど双子（落花生なだけに）、しかも惑星キャベジは地球から８３１光年の距離にある（やさい、ですね）・・・などと、いろいろ考えられている。
自分の想像した動物を図鑑にくわえてみよう、といった展開（遊びや学習）には使えそう。 （は）
