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シーラスとウマガラス再会(シーラスシリーズ6)

 

シーラスとウマガラス再会 (児童図書館・文学の部屋―シーラスシリーズ 6)

シーラスとウマガラス再会 (児童図書館・文学の部屋―シーラスシリーズ 6)

 

 セバスチャン山での最初の冬、食糧など備蓄がたりなくなったシーラスたちは、牛をそして毛皮や木の椀などを売りにまちに行くことにする。メリッサは商売に対し意欲的で、少しでも交渉の場に立とうとファイトをもやす。だが、舞い戻ったウマガラスが、シーラス一行に気づき、山に乗り込もうとする。シーラスたちが反感を抱く中、マリアだけが、ウマガラスへの同情を示す。そしてウマガラスが両性具有者としての生まれのため、見世物として売られた過去を知る。また、機織り機を入手しようとする中、孤児院のおばあさんから孤児の孫を引きとる代償として機織り機を入手、そのため院長を敵にまわす。孤児2名も加わり、山のメンバーは増えていく。

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